菓子店舗詳細

店舗情報

不破福寿堂

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 加賀百万石の祖、前田利家の長男・利長の隠居城“高岡城”や前田家の菩提寺にして富山県唯一の国宝“瑞龍寺”などで知られる高岡市を代表する老舗和菓子店。明治22年の創業から長年にわたり培われてきた伝統をもとに、地元のみならず全国各地の人々を魅了するお菓子を作り続けています。駅前の再開発とともに平成12年に本店および工場を現在の場所に移転。毎月28日は28(ふわ)の日とし、限定品の販売や季節のお菓子の特売を行っています。
業種
和菓子
店舗名
不破福寿堂(ふわふくじゅどう)[ 株式会社 不破福寿堂 ]
所在地
〒933-0874富山県高岡市京田140-1
電話番号
0766-25-0028
ファックス番号
0766-25-0497
販売責任者
不破 崇之
公式HPなど
ホームページ

商品情報(1)

こだわりの逸品

鹿の子餅

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 淡雪を彷彿とさせる純白のやわらかい餅菓子で、なかに味のアクセントとして蜜に漬けこんだ金時豆が入っています。もち米は“新大正餅”という富山ブランド米を使い、金時豆は十勝産のものを使っています。
 また新鮮な卵の卵白を配合することによって、弾力性のある独特の舌ざわりを出しています。シンプルなお菓子なだけに、素材そのものの味が即お菓子の味に反映されるので、材料につきましては吟味して良いものだけを使うようにしています。(6個入り924円~)1個(本)あたりのお値段:154円(税込)

こだわりの技

 開発当初から製造方法も材料も変わっておらず、すべて手作業で行っています。やわらかいお餅というと普通は楕円形になるところを、真四角の立方体にしているというのがこの商品の大きな特徴なのですが、その製法につきましては独自の手法を用いています。

商品開発ストーリー

 明治25年に作られたお菓子です。加賀の羽二重絹のきめ細かな肌ざわりをお菓子で表現しようと思い立ったことが始まりと伝えられています。形自体も四角い餅菓子ということにこだわっていたようで、当時から今日に至るまでずっと同じ形でやってきました。
 しかしながら、お客さまのなかには大きすぎて食べにくいという声もあったことから、平成元年の創業100周年を機に「かのこ姫」(12個入り998円~)というひと口サイズの商品を開発した次第です。

オリジナルテーマ

お菓子に対する思い

 時代とともにお客さまの好みも変化していますが、「鹿の子餅」に関しましてはあえて味も昔とまったく同じにしています。守っていくべきところは守り続け、その一方でお客さまの好みに応じられる新しいお菓子の研究は常に続けていきたいと考えています。

お客様からの声(評価)

 高岡土産として買っていただくことが多いです。高岡は銅器が名物なのですが、さすがに高価な品が多い。そこで値段も手ごろで地域性を表すものとして、当社のお菓子をお土産に選ばれるようです。おかげさまで地元のみならず多くのお客さまにご支持いただいておりまして、地元以外からの注文も毎日寄せられています。

安全性について

 手作業で作るお菓子なので、職人の手に触れずに作ることはもちろんできないのですが、衛生面を考えてお菓子自体に触る人間の数、触る回数を極力少なくするよう心がけて作っています。

おすすめの菓子店のご紹介

 同じ高岡市内の「とこなつ本舗 大野屋」さんです。天保年間から続いている老舗で、代表銘菓“とこなつ”や“田毎”など万葉の歌人・大伴家持の歌に因んだ銘菓を中心に、四季折々のお菓子を取り揃えています。